日本自動車博物館 名車解説ブログ

日本自動車博物館おおぶち博士の名車解説です。(展示車は予告なく変更されることがあります。)
初代トヨペットクラウン
■初代トヨペットクラウン 昭和30年(1955〜62)RSD型



日本のモーターリゼーションの扉を開いた車 
今も昔も「いつかはクラウン」
初代〜7代まで一堂に日本自動車博物館で展示中!


・水冷直列4気筒OHV 1453cc 48ps/4000rpm
・全長×全幅×全高(mm) 4285×1680×1525
・10.0mkg/2400rpm R型 発売当時価格 \965,000

他のメーカーが海外メーカーとの提携により乗用車製造の手法を学んでいた '50年代、トヨタは他メーカーに先駆けて純国産で高級乗用車を完成させた。

それが '55年1月デビューした「トヨペット・クラウン」である。

この日本の自動車業界に衝撃をもたらしたクラウンは、'49年型フォードの影響を感じさせる曲線を多用したボディを纏い、観音開きのサイドドアを採用していた点が外観上の特徴である。

エンジンは '53年に先行デビューしていたトヨペットスーパーから流用した1.5L直列4気筒OHV(R型)を搭載し、最高出力48ps、最大トルク10.0kg・mという必要十分な性能を実現。足回りは、当時まだまだ悪かった道路事情に合わせてフロントサスペンションには国産車初の独立懸架方式が採用され、悪路に負けない強靭さと柔らかな乗り心地が両立されていた。

また、当初から自家用車として設計されていたため室内スペースは広く、乗車定員も6名である。

さらに '55年末に誕生したデラックスには、真空管式カーラジオやヒーターが装備されるなど、高級車に相応しい内容となって12月に発売された。純国産車でありながら海外メーカーのクルマと比べて遜色ない完成度を誇っていたトヨペット・クラウンは、7年以上生産され大ヒット作となる。


この自動車は、<日本自動車博物館>で展示しております。
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